ウイングアークのシステムエンジニア職とは？リアルな仕事内容と魅力に迫る！
＼この記事はこんな人におすすめ！／
・ウイングアークのシステムエンジニア職の具体的な仕事内容を知りたい方
・SIerや外資系ソフトウェアベンダーのシステムエンジニアとの違いを知りたい方
内定者から先輩社員へのインタビュー企画（第8弾）
当社では、25新卒内定者を対象に「内定者アルバイト」を実施しています。
今回、内定者アルバイトの一環として、25新卒内定者の皆さんに、先輩社員へのインタビューおよび記事作成を行っていただきました！
「就職活動中にこんな情報が知りたかった…」という生の声を元に、学生の皆さんへリアルな情報をお届けします！
こんにちは！システムエンジニア職として内定を頂いております、25新卒内定者のS.Iと平山です！
システムエンジニア職は、開発職や営業職と比べて業務内容の想像がつきにくく、調べても具体的な情報が得られないことが多い、という点に就職活動中に悩んでいる学生も多いのではないでしょうか。
今回はそんな方々に向けて、ウイングアークでシステムエンジニアとして活躍する平本さんと大竹さんにお話を伺いました。システムエンジニア職の仕事内容や魅力に迫るインタビュー記事です。ぜひ最後までご覧ください！
＜補足＞
26新卒採用からは、「システムエンジニア職」ではなく「ITコンサルタント職」という名称で募集をしております。
システムエンジニアの1週間のスケジュール
――本日はインタビューありがとうございます！まずは、簡単に自己紹介をお願いします。
平本さん：私はBusiness Document事業部 BDサービス統括部 コンサルティングサービス部に所属し、システムエンジニアとして働いています。学生時代は文系の学部に通っていました。業務内容としては、主にお客様と打ち合わせを行い、どのように製品を導入するかを決める導入・構築業務や、製品の提案を行う提案業務などを経験してきました。
大竹さん：私もBusiness Document事業部 BDサービス統括部 コンサルティングサービス部に所属しており、2024年の8月から副部長として働いています。2023年の11月に中途入社して、1年が経ちました。現在はプロジェクトマネージャーとして、進捗管理やお客様との要件・課題調整を行っています。
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Read More――システムエンジニアのスケジュールについて教えてください！
平本さん：簡単に一週間のスケジュールを図にしてきました。
平本さん：この「PJ作業」というのは、パワーポイントなどでお客様に見せる資料や設計書、会議資料を作成する作業です。「お客様MTG」では、お互いの課題を擦り合わせるミーティングを行います。
「検証・ググる」というのは、プロジェクト作業やお客様とのミーティング中に発生した不明点を調べる時間です。単に理解するだけでなく、お客様に説明できるほど深く理解することが求められるため、必要な時間です。「事務作業」では、経費精算や出勤関係の手続きを行っています。
――検証や調査に、かなり多くの時間をかけていらっしゃいますね。
平本さん：特に1年目の頃は、もっと時間をかけていたと思います。社内のドキュメントや手順書を見ても、わからないことが多く、他人にうまく説明できないことがよくありました。
システムエンジニアの楽しいところ・難しいところ
――システムエンジニアとして働く中で、楽しいことや難しいことについて教えてください。
平本さん：楽しいところと難しいところを3つずつ挙げると、次のような感じです。
＜楽しいところ＞
- 問題解決の達成感
- 自分が作ったシステムが実際に動いている瞬間を見ること
- 新しい技術を習得して自分が成長していると感じること
＜難しいところ＞
- タイトなスケジュールに追われることが多い
- バグやシステムの不具合を直すプレッシャー
- クライアントの要望が曖昧な場合の仕様調整
楽しいところは、今後別の業界に転職しても良い経験だったと思える部分だと思います。
特に新しい技術を習得し、成長できたと感じたときは、これまで当たり前に使っていた製品の見え方が変わります。
一方で、お客様には予算やスケジュールの制約があるため、タイトなスケジュールに追われることもあります。バグによってお客様のシステムが停止することもあり、そうならないように冷や汗をかきながら修正対応を行っています。
他社のシステムエンジニアとの違い
――ウイングアークのシステムエンジニアと、SIerのシステムエンジニアにはどんな違いがあると思いますか？
大竹さん：SIerのシステムエンジニアは、大規模なプロジェクトでさまざまな役割を持つ人たちがチームを組むイメージです。特に大手SIerでは、プロジェクトを会社単位で受け、その後2次請け・3次請けのように階層構造で分割して進めることがあります。業務委託された方々の管理もシステムエンジニアの役割の一部です。
一方、ウイングアークのシステムエンジニアは特定の得意領域を任されることが多く、大手SIerやコンサルティングファームと協力して仕事を進めることが多いです。プロジェクト期間は1年からそれ以上の期間のものもあり、大手SIerと同じ期間を要することがありますが、一つのチームは多くても10名以下とコンパクトであることも大手SIerとの違いとなります。
そのため、ウイングアークでは一人が担当する範囲は広く、ネットワークやデータベースやプログラム開発など一般的なITスキルのほか、プロジェクト管理、さらにはウイングアークの製品スキルも求められます。
また、若手のうちからお客様の前に立つ機会が多く、早期にさまざまな経験を積むことができます。5〜6年目にはプロジェクトのリーダーとして活躍する社員もおり、これがウイングアークのシステムエンジニアと大手SIerのシステムエンジニアの大きな違いだと思います。
――幅広い技術を身につけるためにどのようなことをされていますか？
大竹さん：プロジェクトで新しい知見を得たときは、チーム全体で共有するようにしています。一人だけの経験で終わらせず、ほかの社員にも還元することが大切だと思っています。また、若手社員を中心に定期的な勉強会を開いており、プロジェクトだけでは得られない知識を補完しています。これにより、社員同士でスキルを高め合う環境が作られています。
――SIerのシステムエンジニアとの違いは理解できました。他に、外資系のソフトウェアベンダーのシステムエンジニアとウイングアークのシステムエンジニアにはどのような違いがありますか？
大竹さん：一番の違いは、製品を直接改善できる点ですね。外資系では、お客様の要望を本国に伝える必要があるため、製品改善に関与することは難しいです。
一方、ウイングアークでは開発部門との距離が近いため、迅速にフィードバックを伝えることができます。この環境はお客様の要望を反映しやすく、製品をより良いものにする実感を持ちながら働けます。
――社員だからこそ知っているウイングアークの特徴を、社員さんの視点で教えてください。
平本さん：SIerからウイングアークのシステムエンジニアに転職した人が良く言っているのは「SIerでは要件定義でやっていることをウイングアークでは提案の段階でやっている」といったことです。これは自社製品を持っているウイングアークならではの特徴であり、SIerとの違いですかね。
社内交流についてもお話しておくと、システムエンジニア職の場合、新卒直後は業務で他の職種/部署の人と関わる機会が少ないです。上の立場になってくると他部署の人と関わる機会も増えるので、若いうちに自分から積極的に仲良くなっておく必要があるかなと思います。その方が年次を重ねた後に色々な人と仕事をする上でなにかとスムーズなのではないでしょうか。
働く社員のマインド
――4月に行われる社員総会では色々な社内表彰がありましたが、社員の方は実際に「挑戦するぞ！」という気持ちで仕事をしているのですか？
平本さん：チャレンジするという気持ちは日常から持っています。その延長が社内表彰なわけですね。社内表彰以外にも新規ビジネスを募集する八ヶ岳コンテストというものもあります。
日々の業務の中でも、「これをやりなさい」という仕事だけではなく、「こういうことをやりたい！」「こういう風になりたい！」という想いに対して成長機会が提供される会社です。それに対して成果を出していくことは会社の利益と個人の成長の両方に繋がっていくという風土がありますね。
システムエンジニア職においてもチャレンジ精神は重要な要素です。システムエンジニアの業務では、業務のベースとなる総合的な知識がまず求められます。それに足し算する形で自分の専門性を発揮できるような応用の部分が求められます。そこの応用の部分がチャレンジの部分になるのではないのでしょうか。
――成長する過程の中で、モチベーションとして資格を取得する人もいますか？
平本さん：資格を取る人もいますし、ただ仕事に使うためだけに学ぶという人もいますね。会社側が初回の受験料を負担してくれるので、それを活用して資格を取得する形になります。ベンダーの資格を取る人もいますし、IPA（情報処理推進機構）の資格を取る人もいますよ。
今後のキャリアプラン
――今後やってみたい仕事や将来のキャリアプランはありますか？
平本さん：マネージャー職に就いたので、自分のグループを管理することに注力したいと考えています。中学の数学を分かっていない人に高校数学を教えるのは難しいですよね？仕事もそれと同じで、全員のレベルを一定の水準まで上げる必要があります。ひとまずそのレベルアップに取り組みたいと考えています。
――最後に、システムエンジニア職に興味を持っている学生に何かメッセージをお願いします！
平本さん：考えることが多い職種である分、考えていることがピタッとハマったときはすごく達成感を感じます。
ITの素養についても、友だちのPCが壊れた時に助けられるような人であれば大丈夫だと思います。
身近なところからITに興味を持っていくことで、仕事にも繋げていくことができるのではと考えています。ぜひ一緒に働ける日を楽しみにしています！
――貴重なお話をありがとうございました！
＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊
＜補足＞本記事でご紹介している組織体制や制度は、2024年12月時点の内容です。今後、組織体制や制度の内容が変わる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
編集後記
＊採用担当 ミナミ：インタビューお疲れさまでした！記事を書いてみていかがでしたか？
＊25新卒内定者 平山さん：
記事を書くにあたって、システムエンジニア職の業務について具体的なイメージを持つことができました。また、初めてのインタビューだったため、事前準備や質問の引き出し方などの難しさも感じました。システムエンジニアとしても、インタビューのように必要な情報を引き出すスキルが重要だと思います。今回の経験は非常に良い学びとなりました。
＊25新卒内定者 S.Iさん：
限られた時間で聞きたいことを引き出し、それを文章としてまとめる過程の中でシステムエンジニア職への理解を深めることが出来たと思います。人から聞いた情報を更に別の人に分かりやすく伝えるスキルは仕事でも重要だと思うので、非常に良い経験になりました。
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