26新卒向け 開発エンジニア職のインターンシップを開催しました!
こんにちは!People Success部 Talent Attraction & Acquisition G エンジニア採用担当のジナンです!
今回は、9/17(火)~9/20(金)の4日間で実施した、開発エンジニア職のインターンシップについてお届けします!
インターンシップの概要
学生の皆さんからすると、BtoBのエンジニア職がどのようなことをやっているのか、イメージが湧きづらいのではと考えています。
また、日常的に触れることがあるBtoCのアプリケーションとは異なり、法人のお客様に向けた開発に、どのような面白みがあるのかをぜひ実感して欲しいと感じていました。
そこで、製品開発における面白みを”深く”理解していただくために、今回はあえて「上流工程」のみにフォーカスをして、現場社員の全面協力のもと、エンジニア職のインターンシップを行いました。
インターンシップで体験できること
当社のAIプラットフォームである「dejiren(デジレン)」の機能をより使いやすくするために、機能改善のモックアップを作成し、プレゼンテーションを実施いただきます。
想定のペルソナ情報、ユーザーからの改善要望、実際に自分で使ってみた感想などから、改善の案を複数パターン作成し、多くのユーザーにとって使いやすくするためには”どの仕様を選び取れば良いのか?”という難易度の高い、現場でのリアルな業務に取り組んでいただきます。
dejiren(デジレン)製品ページ
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参加した学生のみなさんからは、「上流工程の難しさ、ユーザーに体験を届けることの奥深さを感じられた」との感想もあり、現場でのリアルな体験をお届けすることができました!
インターンシップの内容
インターンシップは計4日間、全日程をフルリモートで実施いたしました。
- Day1:チームビルディング、課題説明、ワークショップ、課題実施
- Day2~3:課題実施、技術戦略統括部長からのフィードバック
- Day4:成果発表会
Day1
座学メインで、dejiren事業開発部の部長である大畠からの製品説明や、dejirenを実際に触ってみるワークショップ、UI/UXの研修、課題の説明などを実施致しました。
大畠からの製品説明パートでは、dejirenが目指している世界観や製品機能などをインプットさせていただきました。ある学生さんからは「チャット内で気軽に生成AIを使用できる機能に感銘を受けた」という感想があり、製品への理解を深め、魅力に気づいていただける時間となりました。
dejirenをワークショップ形式で実際に触ってもらった後は、ついにインターンシップの課題発表となります。
今回のお題は前述の通り「dejirenを使っている”ユーザの困っていること”を解決する」ための、機能改善のモックアップの作成となります。
このお題の難しいところは”ユーザーの困っていること”を解消するという点で、自分の目線での使いやすいとユーザーの使いやすいの差分をいかに埋めていけるか、がキモとなってきます。
ユーザーにとってよいUI/UXを提供するための知識のインプットのために、課題発表後にはUI/UX講座を実施しました。講座の中では、基礎的な知識や考え方はもちろんのことですが、エンジニアとしてのマインドセットなどにも言及し、インターンシップ実施後のアンケートでは学生のみなさんから「多くの学びがあった」とのフィードバックをいただきました。
Day2~Day3
実際に課題に取り組んでいただきました。メンターも常に参加しており、議論のサポートを行います。オンラインホワイトボードのMiroを活用し、リモート下でもしっかりと議論を深めていきました。
アイデアを具体化するにあたって、”自分にとって使いやすい”と”ユーザーにとっての使いやすい”のギャップにみなさん苦戦されていましたが、メンターも適度に介入し、チームとして進む方向性を確かなものにしていきます。
ペルソナ分析に時間を使うチーム、複数の案のメリットデメリットの検証に時間を使うチームなど、それぞれのチームに個性がありましたが、共通して”いいものを作る”という共通の目的のために、忌憚なく意見をぶつけあっていたのが印象深かったです。
一日の終わりには両日とも議論した内容を、レビュー会で説明します。レビュアーであるData Empowerment事業部 技術戦略統括の橋田からのフィードバックから得た気づきをもとに、議論を深めていきます。
アイデアの良い点へのフィードバックはもちろんのこと、想定できていなかった要素への質問や、プレゼンの進め方などへの言及もあり、よりよいアウトプットのために、橋田も本気のフィードバックを行っていました。
学生みなさんからは「機能を考える際に何を想定すべきかについて、抽象・具体の両面でレビューいただき、議論を深められた」との声をいただき、実際にレビュー会後の議論はより白熱したものとなっていました。
Day4
ここまでチームで取り組んできた成果を資料としてアウトプットいただき、プレゼンテーションを実施いただきます。
発表会には現場エンジニア社員も駆けつけ、総勢50名以上の参加となりました!
インターンシップ期間で作り上げたモックアップや、なぜその案を採用したのかの背景、このインターンで得た学びなど、学生の皆さんの取り組みの成果を伝えていただく場となりました。
レビュー会でのフィードバックもいかした内容になっており、ここまでの学びがしっかりと表現できていたと思います。
クオリティの高いプレゼンテーションに、社員一同、非常に驚いておりました。
短い期間の中でここまでやりきったことは、ほんとうに素晴らしい成果だと思います!
発表後、BDプロダクト開発部 副部長の樽井、Data Empowerment事業部 技術戦略統括の橋田、dejiren事業開発部 部長の大畠より講評を行い、プログラムの全工程を終了しました。
課題実施中の様子を見ていた私としては、議論が白熱する場面などでは、「時間内にまとまるのか…」と思うこともありましたが、お互いを尊重し、共通の目的達成のチームになれるという当社の行動指針をまさに体現した成果だったと感じました。
講評の際にも言及がありましたが、今回のインターンを通してプロダクトベンダーが負っている”仕様を選び取ることの責任”や、”だからこその楽しさ”、そしてウイングアーク1stのカルチャーなどを学生のみなさんが感じ取ってくださっていれば何よりです。
このインターンで学んだことや悔しかったことを、参加いただいた学生のみなさんが、今後の活躍の場でいかしてくださることを願っております!
参加学生のみなさんの声
仕様を選び取ることの難しさと奥深さを体感できた
・個人開発において、自分の主観だけで今まで仕様を決定していました。しかし、インターンシップを通じて、自分の主観が必ずしもユーザーの使い勝手の良さになるわけではないということを実感しました。今後はユーザの視点を大切にしていきたいと思います
・選択の難しさを学べました。議論の中で、自分としてはユーザーにとって良いと考えているアイデアでもそれが「どれだけのユーザーにとって良いのか」「どのユーザーにとって良いのか」などをしっかりと考慮する必要があることを感じることができました
・プロダクトを考える際に仕様や機能から考えてしまっていた。ペルソナが抱えている要因から機能を考えることが大事だと思った
メンターのフォローやレビュー会でのフィードバックで学びが深まった
・チームでの開発の際にメンターの方も一緒に議論やアドバイスをいただけて、実際の現場でのチーム開発を経験できた
・議論が白熱して、なかなかスムーズに開発が進まない中、的を得たフィードバックによって解決する場面が非常に多かったように感じた
・良い点も改善点も、理由や「もしも~だったらどうする?」のような考えるべき点を与えてくださったから
・フィードバックをもとにさらに議論し、ユーザーにとってより良いものを追い求めるという一連のサイクルが非常に楽しかった
このインターンシップのおすすめできるポイント
・大学の講義(ソフトウェア工学や開発)で学んだことを実践の場で活かすことが出来る良い機会
・仕様についてこんなに熱く議論する経験はなかなかできないので、ぜひ体験してみて欲しい
・本当に使ってもらえるプロダクトづくりの大事な視点を学べる場
・意思決定をするうえでの難しさや楽しさを感じたい方にぜひ体験して欲しい
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