【新卒リファラルインタビュー|Vol.1】先輩からの1本の電話がつないだ、”思いがけない”ファーストキャリアとは
こんにちは!People Success部 Talent Attraction & Acquisition G 採用担当のふぃーかです!
今回は、新卒採用におけるリファラル採用の事例をご紹介します!
昨今、少子高齢化や人手不足を背景に「売り手市場」の傾向が強まっており、優秀な人材を獲得することが一段と難しくなってきています。従来の採用手法だけでは人材獲得が難しくなってきたため、多くの企業が新たな採用手法を取り入れながら、採用活動を進めている状況です。
その中でも、最近は「リファラル採用(社員の知人紹介による採用)」を積極的に活用している企業が増えてきたように感じます。
リファラル採用は、主に中途採用で活用されている事例が多くありますが、当社では、新卒採用においても、リファラル採用が有効な手段であると考えております。
さて今回は、当社にリファラル経由で入社した新入社員に、インタビューを実施してまいりました。
ウイングアークの紹介に至った経緯や、ウイングアークを選んだ理由、リファラルだからこその良さなどについて、詳しくお話を伺ってまいりましたので、ぜひ最後までお読みください!
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【紹介した社員】 奥井さん
Data Empowerment事業部 開発職
島根県出身。大学は教育学部で、理科教育を勉強する傍ら臨床心理について勉強。その後、工学系の大学院へ進学し、重度心身障がい児のコミュニケーション支援ソフトを開発。2023年に新卒でウイングアーク1stへ入社。
※写真左側
【紹介された社員】 嶋池さん
Data Empowerment事業部 プリセールス職
岡山県出身。大学は教育学部で、主に中等理科教育と初等教育を専攻。その後、理学系の大学院へ進学し、環境システム科学専攻で汽水湖での有孔虫の分布変化を研究。2024年に新卒でウイングアーク1stへ入社。
※写真右側
ウイングアークの紹介から入社に至るまで
お二人の関係性は?
――インタビューへのご協力ありがとうございます!早速ですが、お二人の関係性を教えてください。
奥井さん:大学の先輩・後輩という関係性です。二人とも教育学部の理科教育専攻出身で、簡単に言うと、理科教員になるための勉強をしていました。理科教育専攻は、一学年10人ちょっとしかいなかったので、学年を超えた縦の繋がりが強く、先輩・後輩間の仲が良かったですね。
――なるほど、お二人とも大学当時は理科の先生になろうとしていたのですね。そのあとお二人は、大学院に進まれたのですよね?
奥井さん:はい、そうです。私は、学部時代に特別支援の現場で感じた課題を解決するために、ハードウェア・ソフトウェアの開発できる電気電子系の大学院に進みました。
嶋池さん:私は経験を積んでから教員になりたいという気持ちが強かったので、大学院に進み、学部時代に学んでいた地学の研究を続けました。
ウイングアークを紹介したきっかけは?
――では、奥井さんが嶋池さんにウイングアークを紹介したきっかけや、選考に至るまでの経緯についてお聞きしたいと思います。そもそも嶋池さんは、就職活動でどのような業界を見ていたのですか?
嶋池さん:就職活動では業界は絞らずに、職種軸で探していました。具体的には、営業に近い働き方に興味があったので、営業職をメインで受けていましたね。業界に関していえば、建設、公共など、ITとはかけ離れた業界を受けていました。
――そうなのですね!IT業界は志望していなかったんですね!
嶋池さん:はい、実はIT業界は全く興味がありませんでした(笑)ITで選考を受けたのは、ウイングアークだけです。
――奥井さんが嶋池さんにウイングアークを紹介したのはいつ頃だったのですか?
嶋池さん:大学院2年生の4~5月くらいだったと思います。
奥井さん:確かウイングアークでは、24新卒採用活動が終盤を迎えていた頃で、ほとんどの職種が採用決定していたと思います。そんな中「プリセールス職がまだ決まっていない」と、採用担当から聞いていました。
――嶋池さんから奥井さんに就職活動の相談をした流れで、ウイングアークの話になったのですか?
嶋池さん:いえ、就職活動の相談をしたわけではなくて、奥井さんから電話が来たんです(笑)
奥井さん:嶋池さんに「プリセールスのポジション空いているけど、どう?」と突然電話しました(笑)
――そうなのですね!突然の電話がきっかけとは驚きです!奥井さんは、なぜ嶋池さんにプリセールスを紹介したのですか?
奥井さん:プリセールスは、少し営業っぽい側面を持ちつつも、理系チックというか、論理的思考が求められるイメージがあり、彼女は理系の大学院に進んでいたので、分野は違えど、合うのではないのかなと思いました。あとは、ウイングアークのプリセールスの同期・先輩と、嶋池さんには同じような雰囲気を感じており、「まずはアクションを起こしてみる」といった性格なども似ていたので、ウイングアークのプリセールスにマッチしそうだなと思いました。嶋池さんの人の懐に入る強みも活かせそうだなと思い、最終的に「プリセールス、どう?」と紹介しました。
嶋池さん:そんな理由で紹介してくれていたとは…知らなかったです!紹介してもらったときは「プリセールス、どう?」だけだったので(笑)
――なるほど、嶋池さんは紹介を受けたあと、どうして選考に進もうと思ったのですか?
嶋池さん:そうですね、もともとIT業界を見ていたわけでもなかったので、どうしようかなと迷いはしました。ウイングアークのことも全然知らなくて、さらに、プリセールスという職種のことも知らなかったので…。
でも、奥井さんに「プリセールスに向いていると思う」と言われた時、「どの辺が向いているんだろう?」と疑問に感じたのを覚えています。”プリセールスに向いていると言われた理由を考えたかった”ということもあり、まずは一旦お話を聞いてみたいなと思いました。
選考中のフォローはどうだった?
――紹介されたあと、選考はどのように進んだのですか?
嶋池さん:最初は、カジュアル面談からスタートでした。私が企業のことを全然知らない状態だったので、面談では、会社説明にたくさん時間を割いていただいた記憶です。面談で会社の説明を聞いて、面白そうだなと思い、本選考に進むことにしました。各面接が終わるごとに、追加で製品説明をしていただいたり、プリセールスの先輩社員さんに繋いでいただいてお話を聞かせてもらったりしました。
――選考中は、お二人とも連絡を取り合っていたのですか?
嶋池さん:あまり連絡は取っていなかったです。内定を頂いたタイミングで奥井さんに連絡しました。
奥井さん:嶋池さんが今何次選考中なのか、全然把握していなかったです。嶋池さんから「ウイングアークから内定をもらった!」と連絡があり、とても嬉しかったです。それと同時に、正直びっくりもしました。
――なるほど、「びっくりした」というのは?
奥井さん:嶋池さんにウイングアークが合っていると思ったので紹介したのは事実なのですが、一方で不安もありました。というのも、嶋池さんが情報系の専攻ではなかったからです。嶋池さんにはポテンシャルがあると思ってはいたものの、プリセールスは技術営業なので、IT系の知識がないことがマイナスになるのではないかなと、少し気になっていました。
結果的に、嶋池さんが内定になったと聞いて、潜在的な能力というか、コミュニケーション力や人柄の良さ、思考力といったところも評価してもらえるんだなという新たな気づきになりました。今回の嶋池さんの件を通して、他の後輩にも声をかけられそうだなと思いましたね。
ウイングアークを選んだ理由は?
――最終的にウイングアークに決めた理由は何だったのでしょうか?
嶋池さん:決め手は、「手厚さ」「柔軟性」「人の良さ」ですかね。選考中、私の理解度に合わせて会社紹介をたくさん組み込んでくださったり、内定を頂いた後、プリセールスの先輩とのランチ会をセットしてくださったりと、手厚くサポートしていただきました。先輩方とのランチ会を通して、社員のみなさんの人柄の良さをより知ることが出来て、改めていい会社だなと思いました。選考中の会社説明だったり、内定後のランチ会だったり、自分の今の状況や希望に合わせて、柔軟に対応をしてくださったところが、すごく印象が良かったです。
――まだ入社して4か月かと思いますが、実際に入社してみてどうですか?
嶋池さん:入社前に感じていた「手厚さ」「柔軟性」「人の良さ」の魅力は変わらず、むしろ割り増しで感じる機会が多いです。例えば、入社してすぐの新入社員研修では、わたしたち新入社員の理解度に合わせて、研修の内容をカスタマイズしてくださっていました。
「この製品の知識が全然足りていない」、「そもそもウイングアークの組織体系がよくわかっていない」など、私たちが研修を進める中で、疑問に感じたり、興味が湧いたタイミングで、その時に必要なコンテンツを組み込んでくださったのがすごくありがたかったです。
新卒リファラルについて感じること
新卒リファラルの良さとは
――リファラルでよかったなと思うことはありますか?
嶋池さん:まず、顔が広がるという点は良いところだと思います。“奥井さんの後輩”という点で、自分と同じ職種の人以外からも、知ってもらえるきっかけになるので、部門を超えて知り合いが増えていくのはありがたいですね。
あとは、気軽に色々質問が出来る先輩がいるという点も、リファラルの良さだと思います。些細なことで質問をしたいときに、もちろん人事や部門の先輩方に聞いても答えてくださるのですが、気楽に聞ける先輩がいるのはありがたいです。私は社会人になってから、地方から東京に出てきたので、周りに知り合いが少ないんですよね。知っている先輩が同じ会社にいるというのはすごく安心感があります。
――確かに「これわざわざ聞くほどでもないかな…」というちょっとしたことを、気軽に聞ける先輩がいることはやっぱり安心ですよね!
紹介をする側の気持ち
――さて、少し話はそれますが、奥井さんは、嶋池さん以外にも、多くの後輩にウイングアークを紹介してくださっていると聞いています。
奥井さん:そうですね、結構紹介していると思います。とりあえず採用担当のみなさんに繋げば、きっと手厚く対応してくれると思っているので、私はとにかく、各部署を信じて人を繋ぐことに専念しています。
それこそ嶋池さんに関しても、選考中は採用担当のみなさんに任せっきりでしたし、入社後は、私の同期のプリセールスが絶対に面倒を見てくれるだろうと思っていました。各部署の方々を信頼しているので、繋いだ後のことは特に心配していないですね。
――リファラルで紹介をすると、常に張り付いてサポートしなければいけないと感じている人も多い気がしています。奥井さんの「まずは繋いでその後は各部署のプロに任せる」という考えが、とても良いなと思いました。
奥井さん:そうですね。各部署への信頼もそうですし、もちろん、嶋池さんのことも非常に信頼しています。私が手取り足取りサポートしなくても、きっと彼女であれば大丈夫だろうなと思っています。
――なるほど、信頼している後輩を、信頼している社員に「繋ぐ」ことが奥井さんの役目ということですね、素敵です!
改めて感じるウイングアークの魅力とは
――後輩に自信を持ってウイングアークを紹介できることは、とても素敵なことだなと思うのですが、改めて、奥井さんが考えるウイングアークの魅力は何ですか?
奥井さん:一つは、製品の幅広さかなと思います。これは開発職としての視点になりますが、ウイングアークは5つくらいの主力製品を抱えているので、いろいろなスキルが身につきますし、製品の枠組みを超えて社員同士で情報交換などもできるので、開発者として成長できる環境があると思っています。また、製品の“種類”が豊富である点に加えて、製品の“フェーズ”が様々である点も本当に良いなと思います。例えば、「SVF」のように国内シェアトップを誇る成熟した製品もあれば、「dejiren」のように世に出たばかりの比較的新しい製品もあります。様々なフェーズの製品に携わることが出来るという点はウイングアークならではの魅力だと思いますし、この点は、開発職を志望している後輩によく伝えているポイントです。
――なるほど、開発職以外の視点から、他に感じるウイングアークの魅力はありますか?
奥井さん:チャレンジ精神が強いところは魅力だと思います。「とりあえずやってみようよ!」という雰囲気を強く感じますね。社内でも、チャレンジを後押しするイベントが多く開催されています。例えば、「八ヶ岳コンテスト」(*1)や、「dejiren×生成AI活用コンテスト」(*2)などのアイデアコンテストです。私自身も、両方のコンテストに参加したんですけど、応募数が多く、全体のレベル感も高くて驚きました。
嶋池さん:奥井さんがおっしゃっている通り「チャレンジ精神が強い」という点については、私も入社して感じています。しかも、それが“見える環境”であることはすごく良いと思っています。
――“見える環境”というのは具体的にどういうことですか?
嶋池さん:例えば、コアバリューや行動指針を社内に浸透させることを目的とした全社横断のプロジェクトチーム”カルコミ”が毎週実施している「Morning Session」で、各部署・各プロジェクトチームの取り組みが積極的に発信されていたり、奥井さんもおっしゃっていた「八ヶ岳コンテスト」や「dejiren×生成AI活用コンテスト」などのイベントが開催されていたりと、私たちの見える部分で様々な取り組みが行われているという点が良いなと思います。
実際に、先輩方がコンテストに応募しているのを間近で見ていて、すごく刺激になりました。自分にとっても励みになるというか、「自分も頑張りたいな」、「次は自分の番かな!」とか思ったりしますね。
――確かに、全員に等しく挑戦する機会が与えられいて、しかもそれにチャレンジしている人を間近で見ることが出来るというのは、すごく良い環境だなと改めて思いました。
きっと、お二人が感じているウイングアークの魅力は、他にもまだまだたくさんあると思います!ぜひご自身の言葉で、ウイングアークの魅力を後輩や友人に伝えていっていただけたら嬉しいです!今日はたくさんのお話を聞かせていただき、ありがとうございました!
【補足】
(*1)八ヶ岳コンテスト:
社内の新規事業アイデアコンテストのことです。ウイングアークが今後大きく成長していく上で新たな事業の創造は不可欠と考えており、新規事業を生み出していく人財をグループ内で育成·輩出していくことを目指して、2023年に取り組みを開始しました。第1回は80以上の多くのアイデア募集があり、最優秀作品は今も事業化に向けた検討が進んでいます。
(*2)dejiren×生成AI活用コンテスト:
当社製品である「dejiren」と生成AIを活用し、社内の業務効率化を実現するデモコンテストです。DXを主体にビジネスをしている我々が、もっと自分事にDXを考えることや、一人一人が生成AIを身近に感じ触れる機会を増やしていくことを目的に実施されました。
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