プロダクト / 技術 2024.07.04

エンジニアテックブログの歴史と立ち上げの背景

エンジニアテックブログの歴史と立ち上げの背景

こんにちは。People Success部 Talent Attraction & Acquisition Gのエンジニア採用担当のジナンです。

ウイングアーク1stでは、CTOが立ち上げたエンジニアテックブログを運用しています。WAの技術イノベーションを牽引するための組織であるCTO室を主幹として、現在は28名のエンジニアが分担して毎週、技術的な情報発信をしています。

社外の様々なステークホルダーの方々から、「クオリティが高いコンテンツが充実している」と、お褒めの言葉を頂く機会も多いのですが、今回はそんなテックブログの歴史と立ち上げの背景についてお届けいたします。

2022年、テックブログはじめました

2022年、テックブログはじめました

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立ち上げの背景

下記の3点を背景に、エンジニアテックブログは2022年8月31日に、記念すべき1記事目「エンジニアテックブログをはじめました。(CTO島澤からのご挨拶記事)」が初投稿されました。本記事投稿時点では、88本の記事投稿数に至っています。

背景1:当社の持つノウハウを公開し、エンジニアコミュニティやステークホルダーの方々に還元するため

テックブログのような外部発信を積極的に行う場を作ることで、私たちが取り組んでいる技術の面白さや価値を、社外に発信していくことを目的にしています。エンジニアコミュニティは、自社の持つノウハウを積極的に外部発信することで、エンジニア全体に学びを還元していこうという文化が盛んなので、我々も少しでもプラスの影響を与えたいと考えています。

背景2:当社のエンジニアが社内外に対して、技術情報発信をする機会を担保するため

このような発信の場を設けることで、エンジニアの皆さんが日々取り組んでいることに社内でも注目が集まり、賞賛される機会を提供することで、組織文化にとってポジティブな影響を及ぼすことを目的にしています。個人に学びが集約されるのではなく、学んだことが全社に還元されるという観点でも、学習の機会が担保される副次的な効果も期待できます。

背景3:社外のエンジニアの方へ、当社にジョインしてどのようなスキルが伸ばせるのか、イメージを持っていただくため

いわゆる「採用広報力」の強化を目的にしています。ウイングアークはこんなに面白い挑戦をしているんだと、しっかりと発信していくことが、当社のファンを増やすことや、採用につながると考えています。
「採用広報」を強化することで採用力を高めるための取り組みとして、このWingArcBaseも立ち上がっていますが、立ち上げの背景などに関しては過去記事に記載をしておりますので、ぜひご覧いただければ幸いです。

採用オウンドメディア「WingarcBASE」をオープンします!

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エンジニアテックブログの歩み

エンジニアテックブログは社内のエンジニアが、自身で記事テーマの選定から記事執筆までを担当しており、それぞれがその時々で興味のあるテーマや取り組んでいる業務に関連するテーマについて投稿しています。当社は技術的に様々な挑戦のテーマがあり、中にはかなりマニアックなものもあるのですが、第一回の投稿が「運用を意識したログについて」となかなか攻めたところからスタートしているのは、当社らしさが出ているなと感じます。

以下に、テーマ設定背景が面白い記事をいくつかご紹介します。

Apache Commons VFS のすすめ (1)

Apache Commons VFS のすすめ (1)

当時、日本でこのテーマについての情報発信がなかったので、先陣を切って外部のエンジニアのみなさんに情報提供をしよう!という心意気でテーマを選定

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Java21で正式リリースされた Virtual Threads に触れる

Java21で正式リリースされた Virtual Threads に触れる

技術ブログ文化が元々好きで、外部発信の機会があるのであればぜひ挑戦したい!と積極性を発揮して手を挙げ、自身が業務で使っているJavaをテーマに選定

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暗号理論(1)

暗号理論(1)

仕事をしながら客員研究員を兼任していた際に、研究を行っていた分野をエンジニアコミュニティに還元したいと、日々の業務とは離れたテーマを選定

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全てをご紹介することはできないですが、投稿者のみなさんそれぞれが、思いを持って情報発信を行っています。当社のエンジニアの方々が日々、技術に真摯に向き合う姿勢が、記事のクオリティにも直結しているのだと思います。

また、執筆したエンジニアの皆さんは「外部に発信するものであるから、間違った情報は出せない」という責任感から、自発的に裏どりを行ってくださっているのですが、記事1つをとってもTrsutを築こうとする姿勢が、当社のカルチャーを表していると感じますし、ウイングアークの良さだと思っています。


主業務がある中で記事を書く、ということは決して楽ではないはずなのですが、執筆を通して自身の知見が深まったとポジティブなふりかえりをする方が多く、知的好奇心が旺盛な当社のエンジニアには、リスペクトの思いでいっぱいです。

D.E.BASEエントランスの自動ドア認証システムを見てみる

D.E.BASEエントランスの自動ドア認証システムを見てみる

振り返りと更なるインプットにつながったと、ポジティブに執筆を振り返っていた、「ぺい」さんの記事

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ありがたいことに、『エンジニアの皆さんであれば一度は助けられたことがある』でおなじみ、Qiitaの担当の方にも「ここまで内容がしっかりしているテックブログはQiita内にもあまり見かけない」と嬉しいお言葉も頂いています。

私は、エンジニア採用担当として、候補者さんとカジュアルにお話をする機会が多いのですが、当社に興味を持ったきっかけに、エンジニアテックブログを上げていただく方も多いです。記事のクオリティが高いことが、ポジティブな印象に繋がっていると思いますので、採用にとっても強力な武器になっているなと実感しています。

今後のエンジニアテックブログについて

メンバーが主体性をもって、活躍の場を広げていく、そのための場をしっかりと提供していくというのは、当社の誇らしい文化の一つであると日々わたしも感じていますが、その中の象徴的な取り組みのひとつが、このエンジニアテックブログであると思います。

立ち上げの当時は、記事の執筆者をテックリードクラスのエンジニアに限定しておりましたが、現在は社内のエンジニアであれば、誰でもテックブログで外部発信ができる体制になっています。

今後はより幅広く、社内で働くエンジニアの皆さんに情報提供を行っていただく予定ですので、ぜひ今後の情報発信も楽しみにしていただけますと嬉しいです。
少しでもご興味をお持ちいただいた方は、ぜひエンジニアテックブログを覗いてみてください!

ENGINEER TECH BLOG

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